ミスター女子プロレスでおなじみ
神取忍選手の現在は?
天龍源一郎さんとの伝説の一戦
などをまとめました。
神取忍プロフィール
出典元:http://llpw-x.com/prof-kandori/
- 本名 神取 しのぶ
- ニックネーム ミスター女子プロレス
- 女子プロレス最強の男
- 身長 170cm
- 体重 75kg
- 誕生日 1964年10月30日(54歳)
- 出身地 神奈川県横浜市磯子区
- 所属 LLPW-X
- スポーツ歴 柔道
- タイトル歴:
- UWA世界女子王座
- LLPW認定シングル王座
- WWWA世界シングル王座
15歳から始めた柔道をベースに
1986年ジャパン女子プロレスに
入門した神取選手は、
「ダンプは10秒で倒せる」
という発言や、
ジャッキー佐藤さんにシュートマッチ
を仕掛けるなど、リアルヒールで、
制御不能な選手としてキャリアを
スタートさせました。
一旦は日本女子プロレス界初の
フリーレスラーとなりましたが、
LLPWの旗揚げ戦に参加します。
対抗戦時代には、LLPWの大将格で、全女の北斗晶さんや、ブル中野さん等
と、壮絶な試合を繰り広げました。
国会議員としての神取忍
出典元:https://www.asahi.com/articles/ASKDY6GNQKDYUEHF00F.html
2004年7月の参議院選に自由民主党
から出馬しましたが落選。
政治知識がないまま
立候補してしまった神取選手は、
数々の迷言(失言)で
伝説を残しました。
一部を紹介します。
・年金未納が問題となっている
当時の状況下で
「正直年金は払っておりませんでした」
・イラク問題について
「正直よくわかんないんだよね、
ぶっちゃけ」
・参議院の議員数について
「何人だっけ、忘れちゃった」
などなど、失言を繰り返し
バッシングを受けてしまいました。
しかし、2006年に竹中平蔵議員の
辞職により、繰り上げで国会議員に
なることが出来ました。
4年間の任期中は思うような政治活動
ができないまま、任期満了し、
2010年7月の参議院選挙に
出馬したものの、
あっけなく落選してしまいました
現在の神取忍
出典元:https://katarina.xsrv.jp/2017/08/13/post-5080/
2002年にはLLPWの代表取締役に
就任し、現在はLLPW-Xの
代表取締役社長となっています。
2011年にLLPW-Xになってからは、
神取選手自身がプロデュースする
「神取嬢」という
アスリート系レスラープロジェクト
のほか、井上貴子プロデュースで
発掘されたブリバト♡の
デビューにより選手育成を主とした
団体になっていきました。
2016年には
自身の生誕50周年記念大会を
両国国技館で開催。
自身の30周年記念試合を
TOKYO DOME CITY HALL
で開催するなど、ビッグマッチを
連発していました。
しかし、後のインタビューで
借金に苦しんでいたことを
明かしていたことなどから、
堅実な会社経営ではなかったようです。
しかし、ブリバト♡の退団で、
選手数も減り、現在活動規模は小さく、
年に数回程度の興行と、
イベント出演などの活動がメインです。
また、神取選手自身は、
社会貢献活動にも力を入れ、
・いじめ撲滅トークショーを展開
・震災被害を受けた農家への農業支援
・障がい者スポーツへの支援
等の活動も精力的に行っている様です。
神取忍は結婚している?
出典元:https://ameblo.jp/shinobu-kandori/
神取選手は独身です。
ある意味予想通りというか、
安心しました。
しかし
ミスター女子プロレスと呼ばれる
神取選手ですから、男っぽい性格
と思いきや、意外と女子力は高い様です。
理想の男性は
XJAPANのYOSHIKIさんで、
ケーキなどの
甘いものが大好きだそうです。
他にも、
・プライベートでは
爪のお手入れを欠かさない
・アロマオイルのペパーミントに癒される
・週に2回お肌がプルプルになるコラーゲンマシンに通う
・1ヶ月の美容代は5万円(女子プロレス時代)
・後輩にネイルサロンを紹介
・フルーツたっぷりのパフェが好き
と、意外といったら失礼ですが、
乙女な一面もあるようです。
伝説の天龍源一郎戦
出典元:https://twitter.com/hashtag/神取忍
2000年代初頭は、
主にWARとLLPWの団体間交流が
盛んに行われていた時期で、
ミクストタッグマッチなどが
頻繁に行われていました。
そんな中、LLPWの大将である
神取選手は、WARの大将である
天龍源一郎さんに対戦要求しました。
天龍さんは
「俺は男だから容赦なくいくよ」
と念押ししましたが、
神取選手は即答で
「覚悟は決まっています」
と返答。
こうして、
世紀の一戦が決定したのでした。
神取選手は、試合前、
「絶対負けるんだけど、
1パーセントの可能性にかけた」
と語っています。
試合は3分無制限ラウンドで
行われ、天龍さんは、得意技である
逆水平チョップや、グーパンチ、
背中へのサッカーボールキックで、
神取選手をボッコボコにし、
神取選手の顔面が大きくはれ上がる
ほどのダメージを与えました。
ふらふらになった神取選手は、
2ラウンドにセコンドタオル投入で、
TKO負けとなってしまいましたが、
マイクで、
「また機会があったら、
奇跡を起こしたいと思います!」
とアピールし、
伝説の一戦は幕を閉じました。
試合後天龍さんは、
控室の神取選手の元を訪れ、
腫れた個所へのケアをレクチャー
するなどの男気を見せたそうで、
プロレスラーとしての男気と、
男性としての男気を見せてくれたそうです。
まとめ
出典元:https://efight.jp/news-20171227_276116
ミスター女子プロレスとして
女子プロレス界を引っ張っていた
神取選手の制御不能っぷりが
伝わりましたでしょうか?
一般常識では考えられない
生き方をしている神取選手ですが、
どこか憎めなく、
ファンを引き付ける魅力がある選手だと思います。