プロレスファンの皆さん、こんにちは。
今回は、試合中の不慮の事故で復帰に
向けて日々リハビリなどの努力を重ねる
高山善廣選手
について見ていただこうと思っています。
近年のプロレスは、迫力のある攻防が
繰り広げられ、危険な技が多く
出ているということも事実ではない
でしょうか。
それに対応できる強靭な体作りにも
力を入れているのということも事実
なのですが、できるだけこういった
ことが起こらないようにしなければ
いけません。
起きてしまった事故についても
突っ込んでお伝えしていきたいと
思います。
高山善廣は回復に向かっているのだろうか?
まずは、プロフィールから見て
いただきましょう。
- 本名:高山善廣
- 身長:196㎝
- 体重:125㎏
- 生年月日:1966年9月19日
- 出身地:東京都墨田区
- 所属:高山堂
- スポーツ歴:ラグビー、アメリカンフットボール
- デビュー日:1992年6月28日
高山選手の事故を少し触れていくと、
2017年5月4日のDDTプロレスリング
豊中大会においてヤス・ウラノ選手に
前方回転えび固めをかける際に頭部を
強打してしまいます。
試合はウラノ選手のTKO勝ちとなり、
そのまま大阪市内の病院に高山選手は
搬送されることになりました。
翌日の検査の結果、頸髄完全損傷
および変形性頚椎症という診断が出て、
病院で手術を受けることになります。
当然ながら、DDTプロレスリングの
興行は欠場となり、当時保持していた
KO-Dタッグ王座も返上されました。
週刊誌の報道によると、首から下が
動かないという状況で、自力で食事
だけでなく排泄もできない状態になり、
移動することもままならないことで、
大阪市内の病院で入院することに
なったのです。
しばらく情報がないまま時間と日数
だけが経過していたのですが、9月4日に
記者会見を開くことができる状態に
なりました。
会見は、事故の起きた
DDTプロレスリングと高山選手の
個人事務所である高山堂の合同会見
という形で行われました。
参加したのは、DDTプロレスリング
の高木三四郎社長、高山選手の有志代表
として鈴木みのる選手、高山選手の
マネージャーの3者でした。
高山選手のマネジャーの説明によると、
5月に行われた手術の後は、自力での
呼吸もできず心肺停止という事態に
なったこともありました。
しかし、その後幸い自力で呼吸もできる
ようになり、ICU(集中治療室)から
HCU(準集中治療室)移ることもでき、
8月中旬には地元の関東の病院に転院
することができたそうです。
しかし、肩から下の感覚は戻っていなくて、
担当医師の先生からは厳しい現実を
突きつけられることになってしまいます。
「回復の見込みは現状無い」
といわれていることも明らかに
なりました。
このような事態になってしまったこと
を受けて、DDTプロレスリングが
中心となり、支援団体として、
「TAKAYAMANIA」
を設立することも明らかになったのです。
この際、会見に参加していた
鈴木みのる選手は、一人の人間
鈴木みのるとして、大粒の涙を
流しながら、UWF時代の先輩であった
前田日明さんや高田延彦さんに支援
してもらうよう呼びかけ続けていました。
「普段ばかやろうとか言って人のことを
ぶっ飛ばしてるこんなくそ野郎が皆さんに
何を言っても響かないとは思いますが、
俺なんかどうでもいいんで、
ぜひ高山善廣に勇気をたくさんもらった
と思うので、是非皆さん力を貸して
ください。それと彼は言いませんが、
UWFの大先輩前田日明さん、
彼の一番の師匠である高田延彦さん
ぜひ力を貸してください。」
また、鈴木選手は当日の出場する試合
から自身のグッズ売り場より自作の
募金箱を設置して、その翌日以降からは、
新日本プロレス・全日本プロレス・
プロレスリング・ノアなど多くの団体が
自作の募金箱を設置して支援を呼び
掛けています。
1年後、TAKAYAMANIA主催興行が
開催できるようになって、支援の輪も
より広がっています。
これは今後高山選手が復帰するまで
続いていくべきものですね。
今では肩が少し動いたり感覚が戻って
きている感じがするまでの回復を
してきています。
高山善廣の事故の原因は?
高山選手は、ウラノ選手が回転えび固めを
かけてきた時、うまく回っていませんでした。
回転はしているものの、回転を完全に
していないため、首が通常であれば
付くことはないはずなのに、高山選手は
首から落ちてしまっているのです。
首というのは、昔からなかなか鍛えにくい
ところがあるのですが、それでも鍛えては
いるわけですので、プロレスラーの首と
いうのはかなり太くなっていることは
お分かりではあると思います。
それでも、鍛えてはいるけれど技も
受けていることも忘れてはいけません。
一般人ではそこまで首にダメージを受ける
ことはないわけですから、理解できない
ところもあるかもしれませんが、
とてつもないダメージを受けている
ことは間違いないと思います。
あとは、高山選手とウラノ選手の
身長差も問題だったのかもしれません。
身長差は20㎝以上ありますので、
こういったところも原因の一つかも
しれません。
高山善廣の試合映像や入場曲は?
では、試合映像から見てください。
事故にあってしまった時の映像を含めて
紹介しています。
次に入場曲です。
入場曲は
「DESTRUCTIVE POWER」です。
まとめ
今回は高山善廣選手のことをご紹介
しました。
今もリハビリなど非常に大変で苦しんで
いらっしゃるのでしょうが、
前田日明さんが言っていた言葉があります。
「プロレスは神経でするんじゃない、魂でするんだ!」
この気持ちを高山選手もきっと
持っていらっしゃると思いますので、
もう一度トップロープをまたいでいる姿を
目標に頑張ってもらうよう皆さんで応援
していきましょう。