プロレスファンの皆さん、こんにちは。
今回の主役は、
ペガサスキッド
です。
しかし、ペガサスキッドは初代と
二代目がいるというはご存じだった
でしょうか?
初代は、かつて獣神サンダー
ライガー選手とライバル関係にもあり、
のちにWWEで活躍することになる
クリス・ベノワさんだったのですが、
様々なことから40歳の若さで
亡くなられてしまいました。
今回は、2代目ペガサスキッドの方に
スポットを当てていこうと思います。
2代目ペガサスキッドとは?
では、当時のプロフィールをご紹介
しておきましょう。
- 本名:不明
- 身長:180㎝
- 体重:89㎏
- 出身地:カナダ アルバータ州カルガリー
- デビュー日:2006年5月13日
2代目ペガサスキッドは、マスクマン
のレスラーで、カナダのカルガリー
出身であることを自称していました。
1980年代から1990年代にかけて
新日本のジュニアを盛り上げた立役者
の一人でもある初代ペガサスキッドに
強いあこがれを持っていて、そこから
2代目ペガサスキッドを名乗るように
なります。
身のこなしの素早さと、スープレックス
系の技の多彩さ、そしてジュニアなら
ではの豪快な飛び技が特徴なのですが、
実際には基本的なヤングライオンの
試合に見られる技が多かったです。
2006年から少しの間、新日本プロ
レスの主催興行のひとつに
WRESTLE LANDというものがありました。
通常の新日本の戦いとは一線を置き、
お笑いなどコミカルさやエンター
テイメント色の非常に強い興行という
位置づけでした。
通常のギミックやコスチュームなども
変化をつけて通常興行とは差別化を
図っていました。
第1回のWRESTLE LANDで江戸侍
(エルサムライのWRESTLE LAND
バージョン)との対戦でデビューします。
その後も新日本の通常興行や、
WRESTLE LANDにも不定期ながら
参戦していましたが、そのまま
フェードアウトの形で見られることが
なくなってしまいました。
2代目ペガサスキッドの試合映像や入場曲は?
新日本プロレスの映像はほとんど
YouTubeなどで見ることができ
ませんが、この時代の映像は
「NJPW GREATEST MOMENTS」
と題していくつかの過去の動画を配信
していますので、その中からこちらの
試合映像をご覧いただきましょう。
2007年5月1日後楽園ホール
WRESTLE LAND 9th
スーパーストロングマシン&
2代目ペガサスキッド&石狩太一
vs星野総裁&魔界2号&魔界X
まだタイチになる前の石狩太一選手は
若いですね。
本線から話がそれそうなので、元に
戻しますが、対戦相手がほとんどヘビー級
ですので、どうしてもやられる場面が
多いのですが、動きのキレの良さは
突出している感じは見受けられます。
入場曲は、どこにも公表されておらず
わかりませんでした、申し訳ありません。
2代目ペガサスキッドの正体は誰?
では、肝心の2代目ペガサスキッド
の正体はいったい誰なんでしょうか?
ご存じの方もいらっしゃるとは思いますが、
プリンス・デヴィット選手
(現WWEスーパースターのフィン・ベイラー)
だったのです。
念のため、プロフィールをご紹介して
おきますと、
- 本名:ファーガル・デヴィット
- 身長:180㎝
- 体重:78㎏
- 生年月日:1981年7月25日
- 出身地:アイルランド ウィックロー州ブレイ
- 所属:WWE
- スポーツ歴:サッカー
- デビュー:2000年6月
プロフィールを見るとわかりますが、
2代目ペガサスキッドの時の
プロフィールとは異なるところが
多くありますが、これはおそらく
ギミックではないかと思います。
こういったことが許されることこそ
プロレスの面白さなのかもしれません。
では、デヴィット選手が新日本に来る
ことになるまでを見ていただきます。
もともとはイギリスでデビューを果たし、
チャンピオンになることでアメリカに
遠征をすることになるのですが、
その時新日本のLA道場の関係者の目に
留まってスカウトを受けて入門する
ことになりました。
その後、当時の社長だった
サイモンケリー猪木さんの誘いを受けて
2006年3月に来日して4月に
新日本に入団することになります。
入団後すぐの4月16日エルサムライ戦
でヤングライオンとして新日本マット
デビューを果たします。
その後、いくつかのユニットを渡り、
田中稔選手との「プリンス・プリンス」
や田口隆祐選手との「Apollo55」
といったタッグチームを結成して
IWGP Jr.タッグ王座を戴冠しました。
特にApollo55の時には、
ヘビー級の最強タッグ決定戦である
G1 TAG LEAGUEに参加し、
ブロック2位通過の好成績でした。
準決勝も中邑真輔・矢野通選手組に
勝利したうえで決勝進出を果たします。
そして、決勝戦はジャイアントバーナード
&カールアンダーソン選手組との対戦
でしたが、惜しくも敗戦しましたが、
それでもジュニアのタッグチームでの
準優勝はファンを驚かせました。
2010年には、BEST OF SUPER Jr.で
飯伏幸太選手を破り初優勝に、そして
その直後のIWGP Jr.ヘビー級選手権で
丸藤正道選手を破ってシングルでも
チャンピオンに輝きます。
その後は、BULLET CLUBを
結成して完全ヒールとして戦うことに
なるのですが、2014年4月6日、
タッグパートナーだった田口選手と
シングルマッチを行い、翌7日に
新日本を退団してWWEに
移籍することになるのです。
ちなみに、この田口選手との試合中、
ヤングバックスの介入を止めさせ、
最後は仲間割れをして田口選手と
握手をして去っていくというシーン
がありました。
そして、現在のWWEの活躍は説明の
必要もないでしょう。
まとめ
2代目ペガサスキッド、プリンス・
デヴィット選手についてみて
いただきましたがいかがだった
でしょうか。
最近では、WWEの中でも最初の所属
だったNXTに戻ることになり、
KUSHIDA選手と同じリングに
立つことになっています。
この二人の戦いがあるのであれば
非常に楽しみなところです。