プロレスファンの皆さん、こんにちは。
かつてUWFという団体があったことを
リアルタイムで見てきた方も多いのでは
ないでしょうか?
最近のファンの方にとっては、時々聞く
けどあまりご存じではないかもしれません。
その中心人物でもあったひとりの
高田延彦さん
が今回の主役です。
今では、タレントさんとしての顔が
前面に出ている感もありますので、
もしかしてプロレスラーだったことを
知らない方もいますよね。
そんな高田さんのことをいろいろと
ご紹介します。
高田延彦の結婚した嫁や子供は?
まず、プロフィールからご紹介しましょう。
- 本名:高田伸彦
- 生年月日:1962年4月12日
- 身長:183㎝
- 体重:93㎏
- 出身地:神奈川県横浜市
- 所属:高田道場
- デビュー日:1981年5月9日
- 引退日:2002年11月24日
高田さんは、19歳で新日本プロレス
でデビューし、そこから第1次UWF、
再び新日本に戻り、また第2次UWF、
分裂からUWFインターナショナル、
総合格闘家と転々として、
エンターテイメントのハッスルなど
にも積極的に参加していました。
自身が社長を務める形で旗揚げした
UWFインターナショナル時代の
1994年1月に結婚をします。
お相手は、タレントの向井亜紀さんです。

結婚してもう25年経つんだなと
思いますが、当時ではなかなかの
ビックカップルといわれていたものです。
高田さんもUWFインターナショナルが
軌道に乗り始め、1992年にはその
努力のかいもあって、プロレス大賞の
年間最優秀選手(MVP)にも選出
されてまさに順風満帆といわれている
ころでもありました。
そういったこともあって、まして美人
タレントで知的な向井さんと会ってより
華やかさもあったものです。
また、夫婦ともに無類のお酒好きでも
有名でした。
そんな高田さんと向井さんは順調に
結婚生活を送っていると思われていたの
ですが、結婚して6年経過したころに
風向きが変わってきます。
2000年9月に妊娠したことが分か
ったのですが、そこにもう一つの事実が
発見されたのでした。
それが、子宮頸がんです。
向井さんもようやくつかんだお二人の
お子さんですから何とか産みたいという
気持ちを持っていらっしゃったのですが、
母子の状況を鑑みて妊娠16週の時点で
妊娠継続をあきらめて、同年11月21日、
広汎子宮全摘出手術を受けることに
なりました。
同年の12月19日に病状を報告する
ための記者会見も開かれています。
手術から1年半程度経過したころの
2002年8月、
「(夫の)高田の優秀な遺伝子を残したい」
という理由から代理出産依頼のため
アメリカのネバダ州に渡航し、8月と
12月の2回体外受精による胚を代理母
となったシンディさんの胎内に移植し、
着床を試みるが失敗に終わってしまいます。
当然あきらめることはなく、翌2003年
新薬による成果があって奇跡的に卵子
が3つ採卵でき、高田さんの精子と
体外受精を行って胚を代理母シンディさん
の胎内に移植したところ、幸運なことに
2つの胚が着想するに至りました。
そして、2003年11月に
シンディさんに帝王切開出産によって
双子の男の子が誕生するのです。
2004年1月15日、都内のホテルで
お子さんが誕生したことの報告記者会見
を二人そろった形で行われ、双子の実名
も公表されました。
その後、代理母ということで出生届を
認めるかどうかで訴訟騒ぎにまで発展
してしまい、世間に注目されることも
ありました。
結果は、出生届の受理は地裁では受理
しない判決、高裁では受理する判決、
そして最高裁では受理は認められない
決定が出たため、結果としては二人の
敗訴が確定することになりました。
結果は、二人にとっては納得できるもの
にはなりませんでしたが、本当の家族で
あることには変わらないという二人の
揺るがない気持ちは今でも続いている
ことでしょう。
もう二人のお子さんは高校生になって
います。
高田延彦は泣き虫!?
高田さんをネットで検索してみると、
「高田延彦 泣き虫」
と上位検索されます。
この文言だけを見れば、高田さんは
泣き虫なんだとくらいしか思わない
でしょうが、正直実際に泣き虫か
どうかはわかりません。
しかし、この泣き虫というのは、
高田さんが以前出版した本の題名です。
この本は、ある意味暴露本です。
書かれている内容は、
プロレスは勝ち負けが事前に決まって
いたことUWFもプロレスだったこと
そのためPRIDEのリングに上がる
ことというのは全くの別物ということ
要するに、PRIDEに出ている選手は
どれだけすごいことをやっている
のかということを伝えたかった本
だったといえます。
その他にも、前田日明さんとの
関係性などについても触れられています。
高田延彦の八百長疑惑とは?
PRIDEで行われた
高田延彦VSマーク・コールマン戦が
八百長だといううわさが流れました。
1Rは、コールマンが高田さんを圧倒
していたのですが、2Rになると
コールマンの勢いは急速に衰えて、
高田さんがヒールホールドで一本勝ち
を収めたのです。
これが、
「あらかじめ結末が決まっていた」
といわれています。
コールマン選手は、試合前の記者会見
の後、意思疎通ができる業界紙記者の
もとに駆け寄り、
「この試合はフェイク(インチキ)なんだ」
と衝撃告白をしたのです。
「でも、妻が病気でマネーが必要だから
試合をやるしかない」
とも語っています。
これが、スポーツ雑誌の最高峰とも
いえるNumberに掲載されてしまう
という高田さんからしてみれば大失態
といっても仕方ないでしょう。
これは相当の信ぴょう性があると認識
された証拠なのでしょう。
そんな高田延彦の名言とは?
そんな八百長疑惑もある高田さんですが、
名言も残しています。
先ほども出てきたNumberにおいて、
こんな名言が残っています。
「格闘技っていうのは生き物だと
思っています。常に呼吸している細胞
だから、息を止めれば死んでしまう。」
一度は、完全消滅したPRIDEが
RIZINと名前を変えて2015年
大みそかに高田本部長も一緒に見事な
までに復活をしました。
格闘技というのは実にしぶとい生き物だと
いうことをこの言葉からうかがえます。
しかし、前項でのことがありますから、
これを知ったうえで見るとあまり説得力
がないかもしれませんが、純粋に言葉を
受け止めるといい言葉ですね。
まとめ
今回は、高田延彦さんについてみていた
だきました。
プロレスとは少々離れたことや、あまり
よくない話もご紹介しましたので、
高田さんのファンの方からすると嫌な内容
だったかもしれませんが、そういったこと
もあったんだということぐらいで見ていた
だけると幸いです。
ただ、高田さんは当時の新日本で
IWGPのジュニアとヘビーのベルト
をどちらも巻いた唯一のレスラーでした
(今は飯伏選手などがいますが)。
それだけ強さを持っている選手だった
ことは間違いありません。
これからも、RIZINでファンを興奮
させてくれるような試合を提供して
いただきたいものです。