引退後レスラー

サンダー杉山の必殺技の雷電ドロップとは? 糖尿病との闘病!

雷は好きですか?
今回は元祖天才レスラー
サンダー杉山選手をご紹介します。

昭和プロレスを牽引し、
数々のタイトルを獲得した実力者です。

プロレス以外にもタレントや社長として
多くの顔を持ち、
プロレス界を大きく盛り上げてくれました。

サンダー杉山選手は一体どんな選手なのでしょう?

サンダー杉山選手の紹介

大学2年生でレスリング部に所属します。

入部10日後にローマオリンピック最終予選で
なんと優勝してしまいます。

て、天才!?

しかし、経験不足というなぞの理由で
オリンピック代表には選ばれませんでした。

その後、全日本選手権を制覇、
晴れて東京オリンピックには日本代表で出場します。

東京オリンピック終了後に、
日本プロレスに入団します。

しかし、わずか1年で国際プロレスへ移籍。

海外武者修行にも挑戦、
トーキョー・ジョーという名前で
あのブッチャーとコンビを組むなど活躍する
やはり天才なんです。

なんと武者修行から日本に帰国後に、
豊登 道春選手とタッグを組んで
いきなりTWWA世界タッグチャンピオンに戴冠します。

その後、IWA世界タッグ王座にも戴冠します。

タッグだけ?
いや!
なんと、あのビル・ロビンソンに
日本で初めて勝利!

IWA世界ヘビー級王座に戴冠します。

レスラーとして才能を遺憾なく発揮しますが、
タレントとしても活躍します。

あの伝説の番組、8時だョ!全員集合にも出演します。

サンダー杉山の必殺技雷電ドロップ

サンダー杉山選手の代名詞ともいえる必殺技
雷電ドロップです。

倒れた相手に、
ジャンプしてお尻を何回も叩きつける技です。

この技だけ見ると、面白い動きというだけで
攻撃力やかっこよさを感じません。

しかし、オリンピック代表になったくらいですから
レスリング技術は非常に高いんです。

能ある鷹は爪を隠すですね。

あの伝説のレスラー「ルー・テーズ選手」はサンダー杉山選手のことを
「基礎のできたグッド・レスラー」
と高評価をしていましたんです。

サンダー杉山の動画

6人タッグマッチをご紹介します。

サンダー杉山選手、ラッシャー木村選手、寺西勇選手対
モンスター・モシロフ選手、イワン・バイテン選手、テイト・コパ選手
昭和プロレスの匂いがぷんぷんします。

日本チームの連携が素晴らしく、
見ていて飽きない展開です。

果たして結果は・・?

必殺技雷電ドロップの動画です。

ただ、この動画は訃報の時の映像です。
一体、死因はなんだったのでしょうか?


出典元:https://www.youtube.com/watch?v=GvrurkO8cmI

サンダー杉山は糖尿病

サンダー杉山選手は実は、
現役時代から
糖尿病
だったのです。

さらに、肝臓病、胃がんまで発症してしまいます。

その影響で、
右手と両足の切断までしたそうです。

その治療をしていた、2002年病院で帰らぬ人となります。

病室から仕事の指示をしていたそうです。

やはりパワフルな情熱あふれる人なんですね。

最後に

丸みを帯びた大きな体格とは裏腹に
機敏な動きで、
ドロップキック、
フライングシザース
ジャーマンスープレックスなど
多くの技を使いこなしました。
ファンにも
プロレスにも愛されたサンダー杉山選手。
まさに稲妻のようなプロレス人生でした。

平成プロレスにはいないタイプのサンダー杉山選手の試合を
生で見たかったですね。