プロレスファンの皆さん、こんにちは。
今回は、新日本プロレスのジュニアの
未来を背負うべき人と言っても過言で
はないと目されている
川人拓来選手
についてご紹介していこうと思います。
川人拓来の現在は?
まずは、プロフィールからご紹介して
いきましょう。
- 本名:川人拓来
- 身長:176cm
- 体重:80kg
- 生年月日:1997年3月13日
- 出身地:大阪府池田市
- 所属:新日本プロレス
- スポーツ歴:総合格闘技、柔道
- デビュー日:2016年1月3日
川人選手は、高校2年生の時に
新日本プロレスの公開入門オーディシ
ョンに参加して見事合格をしました。
しかし、すぐに入門ということはなく、
高校卒業後の2015年4月に新日本
プロレスに入寮します。
約9ヶ月の練習生の期間をしっかり努
力して、2016年1月3日の大プロ
レス祭りにおいて
小松洋平(現:YOH)選手との
シングルマッチでデビューを果たしました。
2017年10月から行われたヤング
ライオン杯において、4勝1敗で準優
勝になったこともあって、
2018年2月からメキシコCMLL
に無期限海外修行にいくことになります。
もちろん、ヤングライオン時代は黒の
ショートタイツに黒のリングシューズと
いう定番のコスチュームだったのですが、
髪も金髪にしてパンタロン姿で
CMLLに登場しました。
しかもリングネームが驚きといいますか、
突拍子もないもので、それが
KAWATOSAN
というものでした。
リングネームをKAWATOSANに
した理由は明らかにはなっていませんが、
何ともユニークなものといえます。
風貌は、日本にいるときとは大きく変貌
を遂げまさに生まれ変わったといえるも
のでしょう。
CMLLにおいて、日本人は基本的に
ルード(日本的に言えばいわゆるヒール)
の立ち位置になります。
CMLLには、OKUMURA選手
が10年以上在籍しています。
日本人レスラーが行くと必ずと言って
いいほど、OKUMURA選手に
お世話になるともいわれています。
川人選手からしてみれば、かなり安心
して今もメキシコでの生活を送ること
ができているでしょう。
今現在は、ヒール的立ち位置である
ルードとして日々戦っているのですが、
だからと言って日本で見られるような、
椅子などのすなどの凶器を使って試合
をしたりするということは一切ありません。
本題から少々外れるかもしれませんが、
日本ではほとんどの試合で見ることの
できるといってもいい鉄柵攻撃も
CMLLでは反則で即敗戦となってしまいます。
ですから、観客を挑発したり、威嚇し
たりすることで自分は悪者であるとい
うことをアピールするしかありません。
ですから、プロレスの技というのは
基本的には小ずるいいことなどはして
いません。
ただ、ルチャリブレのイメージとして
飛んだり跳ねたりする攻撃が目立つと
思われるかもしれませんが、川人選手
の場合はそこまで飛び技が多く出てい
るということではありません。
新日本に在籍していたときに繰り出し
てきたジャーマンスープレックスなど
も実は積極的に出しているということです。
メキシコの流儀を取り入れながらも、
あくまでも自分は新日本プロレスのレ
スラーだということの責任感などが見
えてくるのかもしれません。
川人拓来は海外で活躍をしているのか?
川人選手は、リングネームを変えて、
コスチュームなどにも手を加え、ルー
ドという基本的キャラクターも持ち合
わせてルチャリブレを日々戦っています。
どのくらい活躍をしているのでしょうか?
2018年からCMLLに参戦を続けている
KAWATOSANこと川人選手ですが、
現地時間2019年6月30日のCMLL
アレナ・メヒコ大会で偉業を達成します。
CMLLの世界スーパーライト級の
王座決定戦が行われることになりました。
このタイトルは、当時ドラゴン・リー
選手が保持していたのですが、新日本
の試合からメキシコに戻った際に、
返上されました。
これを受ける形で、6月23日に次期
王座決定戦への出場者決定トーナメン
トが行われました。
そこの決勝である王座決定戦に勝ち
上がったのが、アウダス選手と
KAWATOSAN選手でした。
王座決定戦は時間無制限3本勝負と
いう新日本で近年IWGP戦で
オカダ・カズチカ選手とケニー・
オメガ選手との試合が思い出されます
が、メキシコでは決して珍しいもので
はありません。
この試合は白熱の攻防となって、非常
に好勝負となりました。
1本目はKAWATOSANが、
2本目はアウダスがともにジャベ
(メキシコ式複合関節技)で1本ずつ
をとって、運命の3本目を迎えます。
3本目は、変形の垂直落下式ブレーン
バスターでKAWATOSANが
フォール勝ちを収め、見事新王者にな
りました。
この王座は、かつてカマイタチのリン
グネームでメキシコマットを席巻して
きた今は欠場中の高橋ヒロム選手も
持っていたもので、高い権威をもった
ベルトです。
このベルトを引き下げてこれからも
KAWATOSANは活躍してくれるでしょう。
まとめ
今回は、川人拓来選手にスポットを当て
ていきましたがいかがだったでしょうか?
メキシコ修業はいつまで続くかわかりま
せんが、今新日ジュニアは、来年のライ
ガー選手の引退を一つの区切りに大きく
変わってくる予感があります。
そこに川人選手も加わってくると、もっと
パワーアップした新日本のジュニアを我々
も目にするようになってくるのでしょう。
これからも目が離せません。