プロレスファンの皆様、こんにちは
今回は昭和のレスラーに焦点を
当て、ロッキー羽田さんを
ご紹介します。
ロッキー羽田とは?試合動画
出典元:http://takaoy1.blog.fc2.com/blog-entry-304.html
これをご覧になってる皆さんの中で
ロッキー羽田さんをご存知の方は
どのくらいいるでしょうか?
あるいは名前は知ってても
試合を観たことのある方は
どのくらいいるでしょうか?
ちなみに筆者(48歳)は会場で
試合を観たことがあります。
しかも小学生の頃です。
その辺りも踏まえてお話しましょう!
まずはプロフィールから
本名:羽田 光男
ニックネーム:和製アメリカンドリーム
身長:192cm
体重:108kg
誕生日:1948年9月12日
死亡日:1991年10月27日(43歳没)
出身地:北海道厚岸郡
デビュー:1972年1月6日
引退:1987年
まずは体格をご覧ください。
40年以上前にデビューしていますが、
この当時、身長が190㎝を
超えているレスラーは少数でした。
名だたるところだとジャイアント馬場さん、
ジャンボ鶴田さん、坂口征二さんあたりでした。
その中で同じく体格に恵まれた羽田さん、
元々は大相撲の力士でしたが、
その体躯に惚れ込み、1年かけてプロレス入りを説得したのが当時、日本プロレスにいた
グレート小鹿さんでした(現・大日本プロレス社長)
小鹿さんの説得で1972年に
日本プロレス入りした羽田さんでしたが、
ほどなくして日本プロレスは
崩壊してしまいます。
その後、1973年に全日本プロレスへ
入団した羽田さん、馬場さんからも
将来性を期待され、1975年より
なんと2年もアメリカ遠征へと
出してもらいます。
ここまではレスラー生活としては順調でした。
エリート路線まっしぐらと言って良いでしょう。
しかし、凱旋試合第1戦で運命は変わります。
マリオ・ミラノ選手を相手にした帰国初戦、
ここを勝利して全日本プロレスの中で
馬場、鶴田に次ぐNo.3となるはずでした
しかし、こともあろうにマリオ・ミラノ選手の
パイルドライバー1撃でKOされてしまいます。
そしてNo.3の座は同時期に凱旋し、
試合に勝利した天龍源一郎選手に
持っていかれちゃったのです。
その後の羽田さんといえば、選手生活の大半が前座の試合でした。
時折、テレビに出てきても決まって
やられ役で羽田さんが勝った試合を
正直、観たことがありません。
1982年頃には前座の試合で同じく
若手のレフェリーだった和田京平さんと
試合中の掛け合いで観客を笑わせる
今でいうコミックプロレスの走りのような
試合中心でした。
前置きが長くなりましたが、羽田さんの
試合をご覧いただきましょう。
若かりし頃のマスカラスブラザーズとの
タッグマッチでしたが、このよう
鮮やかな負けっぷりも羽田さんの
特徴でした。
少し前で言えば田上明さんと試合運びなどは
似ていますね。
主観かも知れませんが、今にして思えば
天龍さんのように当時はご法度だった
多団体の選手の得意技(延髄切り、卍固め)を
迷わずに使うような精神面での強さがあれば
その後のレスラー人生も変わっていたかも
しれません。
ロッキー羽田の死因や嫁・子供は?
出典元:http://scoopire.net/person-17404/movie/
中堅のレスラーとして奮闘していましたが、
1987年に内臓疾患の為に引退した
羽田さんですが、噂では奥様の実家のある
松本市へ移住し、ちゃんこ店を経営していたと
言われています。
また、息子さんもいて、一説には
全日本プロレスに入団し、すぐに
退団したとのうわさもありますが、
情報が希薄なため、正確なところは
現在もわかっていません。
引退して4年後に43歳の若さで
逝去されます。
この当時のレスラーや力士の
死因として内臓疾患はよく挙げられていました。
食生活の面での暴飲暴食も原因の1つとして
恐らくあったのだろうと思います。
最終的な死因は癌でしたが、
内臓の疾患に起因するものと思われます。
また、若かっただけに進行も早かったのでしょう。
ロッキー羽田の得意技
出典元:https://miruhon.net/21762
現役時代、負け役が多かった羽田さん、
必殺技が何だったのか気になりますが、
サイドスープレックスやバックブリーカーなど
長身を生かした技が得意でした。
しかし、勝ち試合が極端に少なく、
あまり披露する機会にも恵まれませんでした。
まとめ
出典元:http://www.showapuroresu.com/bio_j/ra/rockey_hata….
今も存命であれば70歳台になる羽田さん、
現在のプロレス界において思うところは
あるんでしょうか?
当時は新日と全日の2団体しかなく、
実績のない選手は淘汰され、
日の目を見ないレスラー生活を
送っていました。
現存するインディーの
リングであれば羽田さんが活躍できる場も
あったかもしれませんね。
羽田さんのように前座であっても
ファンを喜ばせられるレスラーが
出てきて欲しいですね~。