皆さまこんばんは。今回は池下ユミ選手の特集です。
38年も前に引退した選手でレスラーの現役も6年間と非常に短いため、知ってる方は
少ないかと思います。しかし、当時を知るオールドファンからは、
「ビューティ・ペアが売れたのは池下の悪役っぷりが光ってたから」
と言わせるほど評価の高い選手でした。
例えるなら、
タイガーマスクの永遠のライバル、小林邦昭みたいな存在。それが池下ユミ。
でしょうか。
そんな彼女の凄さと引退した現在について紹介します。
池下ユミのプロフィール
(出典元)https://blogs.yahoo.co.jp/moguharuyuri16/36604648.html
まずは簡単にプロフィールを紹介。
本名/池下由美(旧姓)
身長体重/156cm・55kg
生年月日/1958年8月7日
出身地/広島県福山市
1975年、全日本女子プロレスでデビュー。
悪役レスラー「ブラック・ペア」の中心人物として、ビューティ・ペアと抗争を
繰り広げていました。
悪役ながらもテクニシャン。とその実力を認められていて、
当時、女子プロレスでは珍しい本格的なバック・ドロップの使い手でした。
また初代ハワイアン・パシフィック(後のオール・パシフィック)王者であり、
シングルプレーヤーとしても、ジャッキー佐藤とWWWA世界王座を争い、60分ドローを
展開するなど、小柄ながらも実力は相当なものだったそうです。
しかし1981年、突然の引退。
引退セレモニーも行わずファンの前から姿を消しました。
池下ユミの現在は居酒屋?
(出典元)https://ameblo.jp/kimumasa992/entry-12070995760.html
23歳の若さで引退した池下ユミ。
現在は地元、広島県福山市で居酒屋を経営しています。
お店の名前は「焼鳥 かすり」
(出典元)https://search.yahoo.co.jp/amp/s/jgymna.exblog.jp/amp/20887374/%3Fusqp%3Dmq331AQNKAGYAbTqsdCGwaKaPA%253D%253D
池下さんもカウンターにいて、料理を作っています。
当時の池下さんを知るファンもよく訪れるようで、当時の話しで盛り上がったりする
そうです。お客様が帰る際も、出口までお見送りをするような温かい接客で、
そこにはビューティ・ペアを脅かした悪役の顔ではなく、
おもてなしをする優しい女将さんの顔があるようです。
(出典元)https://jgymna.exblog.jp/21178275/
(出典元)https://jgymna.exblog.jp/23004412/
優しそうな方ですね。
もし近くに行く事があったらぜひ寄ってみてはいかがでしょうか。
当時の裏話なんかも、聞けるかもしれませんね。
結婚や旦那さまは?
(出典元)https://ameblo.jp/kimumasa992/entry-12070995760.html
池下さんの引退理由、それは結婚をするためでした。
なので、結婚していて旦那さんもいます。
計算してみたら、デビューしたのが17歳で引退したのが23歳。
結婚を理由に引退したから、え?23歳で寿引退⁈
という事は悪役レスラーの時、すでに彼氏がいたって事ですかね。
今の女子プロレスは、いわゆる三禁ルール(酒、タバコ、男)の伝統を受け継ぐ団体が
多いためか、現役レスラー、しかも若手で彼氏を作る選手はほとんど聞いた事がないです。
(実際はどうかは分かりませんが…)
しかし、その制度が出来たのは、池下さんの引退後。もしかしたら、当時は彼女のように
寿引退をする選手は珍しくなかったのかもしれませんね。
それにしても、池下さんほど若い年齢で結婚した女子プロレスラーは聞いた事が
ないですね。元全日本女子プロレスの中西百恵も25歳で寿引退しましたが、
彼女でもデビュー9年目でした。
また結婚キャラが強い旧姓広田さくらも34歳での結婚。
彼女は子供を産んでからもリングにあがり続けています。
そう考えると、池下さん以上の若さで寿引退をする選手は
今後現れないんじゃないかと思います。それくらい池下さんの結婚は衝撃的ですね。
試合動画や入場曲を紹介
(出典元)https://ameblo.jp/joshiprolove/entry-12437136094.html
では彼女の試合動画を紹介します。
今から40年も前の映像なので画質は古いですが、ご覧ください。
まずは、池下さんと同じブラック・ペアのメンバー、マミ熊野とのシングルマッチです。
続いてはクィーン・エンジェルスとのタッグマッチです。
この頃は、カッコ良くて強い女子プロレスラーに憧れる女性ファンが多く、
全ての選手に熱狂的な声援が上がっています。
女性ファンの絶叫がすごいですね。
そして入場曲は、Come On Togetherという曲になります。
最後に、池下さん、これからも体調に気をつけてお仕事頑張ってくだい。
そして、陰ながら女子プロレス界の事を応援しててくださいね。