大仁田厚時代のFMWで、
女子部の絶対的エースとして
活躍し、“邪道姫”と呼ばれた
工藤めぐみさんの現在の活動や、
工藤さんが残した伝説をまとめました。
工藤めぐみの現在の活動は?
出典:https://www.z-1.co.jp/topics/detail_186.html
工藤めぐみさんの現在の活動は、
2015年よりドリームオンステージが
主催する“超花火”(大会名)の
エクスプロージョンプリンセス
として活動中です。
デスマッチ女王として活躍していた
工藤さんにとって
ぴったりな役職ですね。
その他に、テレビ、舞台など幅広いジャンルでも活躍しています。
特にプロレス番組のキャスターでは
現役時代を彷彿とさせる
コメントと、意外な天然キャラで
人気を得ている様です。
メディア露出以外には、
リンパマッサージによる
「ココロとカラダの癒し」
をテーマにした
“リンパセラピスト”として
活動しているそうです。
因みに、夫婦で大の愛犬家で知られ、
ブログ等に愛犬の写真をアップ
されています。
工藤めぐみの邪道姫伝説
出典:https://ameblo.jp/okseitai/entry-12030502018.html
昭和61年に全日本女子プロレスに
入団した工藤さんは、
同期のアジャ・コング選手や
バイソン木村さん、KAORU選手を
押しのけ、最もプッシュされた
選手でした。
しかし、2年後の1988年の4月に
全日本女子を退団します。
その後保育士の助手に転身しますが、
1990年にFMWに乱入という形で、
電撃復帰します。
FMWでは、復帰当初こそ
ヒールポジションであったものの、
抜群なルックスと人気で、
ベビーフェイスとして活躍しました。
工藤さんといえば、“=デスマッチ”
の印象が強いですが、
初期、中期は、ストリートファイト戦
ぐらいで、古巣である、
全日本女子プロレスとの抗争は、
史上初の団体対抗戦であり、後の
「対抗戦時代」の火付け役的存在
でした。
その対抗戦中には、
豊田真奈美&山田敏代組に
1勝1敗だったり、
両国国技館で、アジャ・コングが
もつWWWA世界シングル王座に
挑戦し、名勝負を繰り広げました。
FMW内では、シャーク土屋さん
率いる猛毒隊との抗争で、
デスマッチ路線へと進んでいきます。
シャーク土屋さんの凶悪過ぎる攻撃で、
毎試合血まみれになる工藤さんに
ファンは熱狂し、カリスマ的人気を
誇っていました。
工藤めぐみ 対 シャーク土屋
1995年12月22日 後楽園ホール
https://www.youtube.com/watch?v=KBEgNclHtic
そして、女子史上初の
週刊プロレス単独表紙や、
女子史上初の有刺鉄線デスマッチ、
史上初の電流爆破マッチなど
数々の伝説を刻んできました。
工藤めぐみ 対 神取忍
1997.3.14 札幌中島体育センター
https://www.youtube.com/watch?v=SK8vnzSzkL4
工藤めぐみの引退理由
出典:http://livedoor.blogimg.jp/kudomeg/imgs/8/b/8be40c53.jpg
“邪道姫”、“デスマッチ女王”
として、女子プロレス界で
絶対的ポジションにいた工藤さん
ですが、1996年5月5日川崎球場大会での、
タッグパートナーである
コンバット豊田さんの引退試合での
女子史上初の電流爆破マッチにおいて
一緒に引退を考えていたそうです。
しかし、同時にベビーフェイスの
選手が引退される事に危機感を持った
会社側に引き留められる形で、
現役を続行します。
しかし先ほど紹介した神取忍戦後、
横浜アリーナでの引退を表明しました。
特に引退理由は表明して
いなかったものの、
右腕に古傷を抱えていて、
医師からのドクターストップ
がかかっていた様です。
また、引退前のインタビューで、
「デスマッチに慣れるどころか、
やればやるだけ怖くなっているのが
正直な気持ちです。
でも逃げちゃいけないなって。」
と、語っている事から
純粋な恐怖心と、エスカレートする事
に対する恐怖心、
そして、ある種達成感によることも
理由の一つかなと思います。
はたまた、結婚を見据えてといった
感じでしょうか?
工藤めぐみ引退試合
工藤めぐみ 対 シャーク土屋
1997年4月29日 横浜アリーナ
工藤めぐみの結婚相手は?子供は?
出典:http://kuro.pinoko.jp/pro/w1246.htm
工藤さんは引退後の1998年に
ともにFMWに所属していた
BADBOY非道選手との結婚を
発表しました。
引退後とはいえ、
元アイドルレスラーの結婚に
ファンは混乱し、さらにお相手が
中堅で、負け役(すみません)の
非道選手だったことで、
賛辞と同じぐらい落胆の声が
多かったのも事実です。
しかしながら、
お互いに愛犬家であったりと、
共通の趣味を持つどうし、
巡業など長時間を共にすることで
仲を深めていったのだなと思います。
色々調べてはみましたが
お子さんはいないようです。
ご夫婦で愛犬と共に、幸せに暮らし
いらっしゃると思われます。
復帰に関しては、師匠の大仁田厚氏
とは対照的に、
頑なに拒んでいる様です。
しかし、2016年6月21日の
東京スポーツの記事で、
7月18日の「なまはげ超花火」は、
大仁田が別大会に出場するため、
不参戦となることが決定。最後まで代役が見つからない場合を想定して、
自ら出撃準備に動いた模様だ。「現役復帰するのか」という問いには
「今は何も言えません。最後まで諦めないし、
神様が見守ってくれていると信じています」と返答したが、大会まで1か月を切ったことで
覚悟は決めた様子。
邪道姫復活へのカウントダウンが始まった。
https://www.excite.co.jp/news/article/TokyoSports_555975/
と、復帰の可能性もありましたが、
結局は見送られました。
まとめ
出典:https://miruhon.net/23075
邪道姫として、計10年に満たない
現役生活で残した功績は多く、
“伝説の女子プロレスラー”
と言って
過言ではないのではないでしょうか。
現在でも、超花火シリーズで、
元気な姿を見せてくれていていますし、
夫婦円満なようで、何よりですね。
試合する姿を見たい気もしますが、
伝説は伝説で残ることも良いのかなと
思います。