全国三千万人のプロレスファンの皆様
こんばんわ。
今回は、“涙のカリスマ”
入江秀忠選手について特集します。
入江秀忠選手の経歴は?

入江秀忠選手といえば、90年代終盤に
マイクパフォーマンスなどの独特の個性で
キングダムエルガイツをけん引し
格闘技界・プロレス界を境なく賑わせた
記憶がありますよね。
そんな入江選手のプロフィールを見てみましょう。
- リングネーム 超人イリエマン
- 生年月日 1969年6月17日(49歳)
- 出身地 長崎
- 所属 キングダムエルガイツ
- 身長 182cm
- 体重 95kg
- 階級 ヘビー級
- バックボーン 相撲
入江秀忠選手は18歳の時に
大相撲の佐渡ヶ嶽部屋に入門します。
四股名は琴入江(こといりえ)。
1988年5月~1989年3月まで力士として活躍。
その破天荒さを表すエピソードとしては
土俵の上で相手力士にドロップキックを
仕掛けたことが有名です。
映像を見たことはないですが相撲で
ドロップキックとは、、?笑
その後は、修斗に入門し、1995年の
全日本アマチュア修斗ヘビー級トーナメントで
のちにPRIDEなどで活躍するようになる
藤井克久選手を決勝で破り優勝を果たす。
ヒクソン・グレイシーに挑戦!?

1998年に、UWFインターナショナルの
後継団体である、キングダムに入門する。
直後にキングダムは事実上崩壊。
高田延彦、安生洋二、桜庭和志選手らの
色がなくなった同団体を
キングダムエルガイツと改名し
ここから独自路線を突き進んでゆく。
入江秀忠選手の実力については当時から
有名格闘家が強さを認める発言をするなど
都市伝説的な形で認められていた。
キングダムエルガイツの大会では
サバイバル飛田らドインディーレスラーを
相手に圧勝を続け、なかなか実力が
計れないところが逆に魅力になっていた。
その入江秀忠選手が、ついに
実力測定の場に踏み出そうとしたのが
2000年に表明したヒクソン・グレイシーへの挑戦だ。
ところがマスコミを通じてしつこく
挑戦表明したもののグレーシーサイドには
無視され続ける。
しかし、そこで諦めないのが入江秀忠選手。
ヒクソンと戦った経験のある
日本人と対戦して勝てば、目標に近づく
と考えるが、木村浩一郎選手(当時DDT)には
対戦を拒否され、また西良典選手に関しては
対戦が発表されたものの西選手が腰を痛め
代替選手との対戦になってしまった。
(一部では西選手が対戦を拒んだのでは?とも言われています。)
筆者はこのころから、実力はあるのに
不運な奇才インディー格闘家
という入江秀忠選手のイメージが
世間にも伝わってきたように感じました。
佐伯繁DEEP代表との出会い

インディー格闘家として
迷走を続けていた入江秀忠選手が
スポットライトを浴びるきっかけ
となったのが、佐伯繁DEEP代表との
出会いだったと思います。

試合だけでなく、記者会見での
入江秀忠選手と佐伯代表のやり取りは
さながら「入江劇場」と言える秀悦なものでした。
この頃、リング上での活躍にも拍車がかかり
2001年11月に当時パンクラスの
稲垣克臣選手と対戦し、勝利。
2004年6月には韓国でダン・スバーンと対戦し
一度は判定負けと発表されるも
帰国後ビデオ判定でスバーン選手が
腕十字固めでタップしていることが分かり
判定が覆り、入江秀忠選手の勝利となりました。
2007年12月には、DEEP のリングで
桜木裕司選手と対戦。ドローに終わるも
メインイベントを務める。
そして、2009年1月には、当時隆盛だった
格闘技イベント「戦極」に初参戦。
ついにインディー格闘家がメジャー格闘技の
リングに上がった瞬間でした。
試合はオープニングファイトで
加藤実と対戦し、見事勝利。

そして、2010年には自身が
40歳を迎えるにあたり遺書をしたため
当時総合格闘技に転向したばかりで
注目を集めていた国士舘大学の
後輩・石井慧への挑戦を宣言する。
その後は、2010年6月にSRCのリングで
川村亮(現ロッキー川村)選手と対戦し敗戦。
さらにはミノワマン選手に
再三に渡り対戦を要求し
ついに2013年11月キングダムエルガイツの
リングで対戦。結果はドロー。
おすすめの入江秀忠選手の試合は?

波乱の格闘技人生を送ってきた
入江秀忠選手ですが、筆者のおすすめ試合
というとやはりメジャーデビュー
を果たしたと言って良い、2009年1月
さいたまスーパーアリーナでの
加藤実戦ではないでしょうか。
パフォーマンスでは奇才を発揮する
入江秀忠選手ですが、試合は総合格闘技の
基本に忠実な綺麗な試合をします。
そして、強い選手の勝ち方をしますね。
現在の活動と結婚や彼女は?

現在はキングダムエルガイツの
事務経営に成功し、立川周辺を中心に
多くのネットワークを展開しています。
また福祉施設の副施設長を務め
シンガーソングライターとしても活動。
この歌唱力は惹かれますね!!
また拠点とする立川では、地域密着の
格闘技イベントを開催。
芸人ねづっちとの対戦や、プロレスリングノア
斎藤彰俊選手を参戦させる一方
新格闘技タイヤファイトを
考案するなど話題に事欠きません。
現在入江秀忠選手に結婚や彼女の噂はなく
かつてから弟子とともに男のロマンを
追い求めるタイプだけに、現在もそされているのではないでしょうか?
リングに上がる機会は減りましたが
独特の面白い活動をされていますので
是非今後も追ってみてください。
まとめ
今回は入江秀忠選手について紹介してきました。
私の大好きな選手ですので少しでも
伝われば幸いです。
今でも奇才なんて評判もきくことが
ありますが私は間違いなく
稀代の天才と疑っていません。